幕間座

幕間座の連載小説プロローグ・虹蔵不見

最終のバスまで

毎月25日・メールで届く

次の上映まで プロローグ「最終のバスまで」虹蔵不見のころ

土蔵から戻る途中、東の門が開く音がした。

庭の真ん中まで来てから、その人は一度立ち止まった。玄関の上を見て、それから、雁木の下に出してある小さな献立を読んでいる。片手で引いているキャリーケースの車輪に、小径の落ち葉が一枚、貼りついていた。

私は箱を抱え直した。六本しか入っていないのに、最後の数歩になると急に重くなる。

毎月25日、メールで届く連載小説。月500円。

購読の受付は、プロローグの公開と同時に始まります。

次の上映までについて

11月の幕間座

二本立てと、食卓と、幕間の一杯
  • 主菜鴨と白ねぎのポトフ物語に出る
  • 締め新米のお茶漬け物語に出る
幕間の一杯 コースを通して、この一本をTisane de Bois Tordu 2021シリル・ヴュイヨ ボージョレ ガメイ
この一本を見る